オンラインヘルプ

設定する権限と利用モード

1つのファイルに、最大3つの権限(閲覧/閲覧印刷/復号)を設定して、暗号化します。設定した権限に基づいた利用モード(閲覧モード/閲覧印刷モード/再暗号化モードまたは復号)で、ファイルを利用できます。

設定したい権限ごとに、異なるパスワードを設定します。ここで設定したパスワードが、ファイルを開くときの認証となり、設定したパスワードで利用モードを制御します。

※基本的な暗号化操作については[基本的な暗号化操作]をご覧ください。
※基本的な利用操作については[基本的な利用操作]をご覧ください。

閲覧権限 を設定した場合(閲覧モード)

閲覧権限を設定して暗号化したファイルは、開いたときに閲覧モードで利用できます。ファイルの閲覧だけ許可され、編集/コピー/印刷/保存/キャプチャーは一切禁止されます。

暗号化の設定としては、[権限]タブで[閲覧だけ許可する]にチェックを入れ、[閲覧パスワード]と[確認パスワード]を入力します。

※閲覧モードで利用できるアプリケーションは[動作環境/保護対象ファイル]をご覧ください。
閲覧印刷権限を設定した場合(閲覧印刷モード)

閲覧印刷権限を設定して暗号化したファイルは、開いたときに閲覧印刷モードで利用できます。ファイルの閲覧と印刷だけ許可され、編集/コピー/保存/キャプチャーは一切禁止されます。

暗号化の設定としては、[権限]タブで[閲覧と印刷を許可する]にチェックを入れ、[印刷用パスワード]と[確認パスワード]を入力します。

※閲覧モードを利用できるアプリケーションは[動作環境/保護対象ファイル]をご覧ください。
復号権限を設定した場合(再暗号化モード または 復号)

復号権限を設定して暗号化したファイルは、再暗号化モードで開くか、復号保存ができます。配布経路では暗号化により保護されますが、配布先では自由に利用できます。

暗号化の設定としては、[権限]タブで[復号を許可する]にチェックを入れ、[復号パスワード]と[確認パスワード]を入力します。

  • 再暗号化モードで開く
    再暗号化モードで開くと、開いている間は保護されず、編集/コピー/印刷/保存/キャプチャーが自由に行えますが、終了するときに自動で暗号化され、再び暗号化状態を保持します。
    仕組みとしては、暗号化ファイルを一時ファイルとして復号し、復号ファイルに関連付いたアプリケーションで開きます。そのあと、復号した一時ファイルを自動的に削除し、ファイルの編集を検知して、自動的に再暗号化し保存します。
    ※フォルダーを暗号化した場合は、再暗号化モードで開けません。
    ※再暗号化モードが適さないファイル(exe/dllなど)は、再暗号化モードで開けません。
    ※再暗号化モードを利用できるアプリケーションは、TSS LINKサイトの[再暗号化 動作確認アプリケーション]をご覧ください。
  • 復号保存する
    復号保存により、ファイルを元に戻して保存できます。元に戻したファイルは、保護されず、編集/コピー/印刷/保存/キャプチャーが自由に行えます。
    ※閲覧モードを利用できないファイルやフォルダーも暗号化できます。
トップに戻る