ファイルサーバーの情報漏洩リスクと現実。
ファイルサーバーは利便性が高い反面、情報漏洩リスクも高い。
企画書、顧客データ、個人情報、技術情報、議事録など社内共有・管理が必要な場合は、ファイルサーバーの共有フォルダーに収納し関係者で利用している企業がほとんどです。業務効率アップなどメリットが大きい反面、利用人数が複数、外部からのアクセスなどで、重要データの情報漏洩リスクも高くなります。
ファイルサーバーからの情報漏洩で、代表的な内部・外部要因は。
・内部利用者の不正な持ち出し
・関係外部とのデータ共有で流出
・外出先からのデータ利用で漏洩
・マルウェアによる流出
・標的型攻撃による流出
125万人の年金情報漏洩事件もファイルサーバーから流出。
2015年の年金情報流出事件では、標的型メールでウイルス感染したパソコンから、ファイル共有サーバー内の個人情報ファイル(125万人分)が流出しました。
標的型メール対策、ファイルサーバーのセキュリティ対策が行われていれば、防止できた可能性が高い事件でした。
ファイルサーバーからの持ち出し手段は、USB・スマートフォン・メール添付など多様化。
マルウェア感染では、気づかないうちに遠隔操作で情報の抜き取りなど行われ流出します。2014年のベネッセ漏洩事件では、スマートフォンの内部メモリにファイルがコピーされ持ち出されました。
手軽で便利なUSBメモリや、メール添付、Webアップロードなど、持ち出し手段は多様化しています。
内部不正の過半数は「うっかり」。主にUSBメモリで持ち出し。
近年の報告から、
・内部不正の理由の約6割は「うっかり」
・主たる持ち出し手段は「USBメモリ」で、過半数の企業はまだ対策していない
・内部不正経験者の5割がシステム管理者
という状況が見えてきます。
うっかりミス、マルウェア、内部不正も想定した、
ファイルサーバーのセキュリティ対策とは。
故意ではなくても、実際に情報漏洩が起これば、賠償責任や信頼失墜など被害が計り知れないことは、これまで数々の情報漏洩事件でも明らかです。
うっかりミスや、マルウェア・標的型攻撃、内部不正など想定した、ファイルサーバーのセキュリティ対策をたてることが重要です。そのポイントをご紹介します。
(ポイント1)ファイルサーバーからの持ち出しを禁止。
マルウェア・標的型攻撃にもファイル流出を防止。
これまでにも、マルウェア・標的型攻撃や、内部不正、不注意など多様な要因で、ファイルサーバーから重要ファイルが拡散した事件(尖閣ビデオ流出や年金情報流出など)がありました。
よくある解決策として、ファイルサーバーのコピーや編集を全面禁止すべきかなど検討されますが、これは安全性は高まる反面、利便性は悪くなり、現実的な対策ではありません。必要なのは、安全性と利便性のバランスがとれたセキュリティ対策です。
そこで「コプリガード」をご提案します。
コプリガードはファイルサーバーの共有フォルダーを重要領域に指定することで、重要領域からパソコンへのコピー・保存・印刷・メール添付・Webアップロード一切を禁止します。
重要領域に集約することで必要なファイルだけ対処でき、ウイルス感染や誤操作をしてしまったときでも、ファイル流出を防ぎます。
(ポイント2)作業パソコンは「編集許可」「コピー・保存禁止」。利便性と安全性を両立。
多くの企業では、基幹システムのデータを、ファイルサーバーや作業パソコンに切り出し、編集・加工しています。基幹システム自体にアクセス制限しても、データ出力した先がセキュリティ対策できていなければ、漏洩リスクはなくなりません。
「コプリガード」なら、作業パソコンも同時に制御し、USBなど外部媒体への保存も禁止します。
「コプリガード」は、ファイルサーバーやパソコンの重要領域にあるファイルを必要に応じて利用制御できます。編集を許可しながら、コピー・保存・印刷・メール添付・Webアップロードを禁止など、利便性と安全性の両立が可能です。しかも、重要領域同士のファイルなら相互にコピー&ペーストが可能など、使い勝手に配慮しながら、禁止を実現しています。
また「営業部以外は印刷禁止」「部長は閲覧や保存もすべて許可」など、業務内容に合わせて部署や役職ごとに禁止事項を変えることができます。禁止による業務効率低下がないように運用できます。
さらに、USBメモリーやスマートフォンなどへのファイルコピーや保存を禁止することも可能です。持ち出しリスクが大きい外部媒体に対策できます。
製造業、官公庁、金融系など、幅広い分野に導入
弊社はセキュリティ専門に20年以上開発・販売を続けています。
弊社製品は、官公庁、海外日本法人を含む多種多様な組織でご利用いただいていますが、特に高い機密性を求められる、自動車メーカー、航空・宇宙産業、半導体・電子部品、機械・制御機器、医療、研究開発などで、ご利用いただいています。
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貴社のご要件をお気軽にお聞かせください。
●サーバー上の設計PDFを社内共有していますが、コピー禁止できませんか?
●自社開発の経理システム上にあるデータを、持ち出し禁止にできませんか?
どの情報を、どう守りたいかによって、最適なセキュリティ製品は変わります。
貴社のご要件をご相談いただければ、どの弊社製品が合うのかご説明させていただきます。
まずは、貴社のご要望をお気軽にお聞かせください。
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