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基本的な利用操作

暗号化ファイルは、セキュアプライム FEをインストールしているパソコンで開くことができます。

暗号化ファイルをダブルクリックすると、認証ダイアログが表示され、暗号化時に設定したパスワードを入力して認証に成功すると、元ファイル(暗号化前)の拡張子に関連づけられたアプリケーションが起動します。

[操作]
  1. 暗号化ファイルをダブルクリックします。
    ※起動した「SecurePrime FE」や、プログラムアイコン、作成したエイリアス上などに直接ファイルをドラッグ&ドロップする方法でも復号できます。
    <ご注意> 自己復号形式ファイル(.exe)は、Mac上ではダブルクリックしても復号できません。上記の「SecurePrime FE」に直接ファイルをドラッグ&ドロップする方法で、復号してください。

    セキュアプライム独自形式ファイル(.spd)

  2. パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。

    入力したパスワードの認証が成功すれば、暗号化前のファイル名と拡張子で保存され復号完了です。

    ※入力したパスワードは、ファイル(またはフォルダー)を暗号化したときに設定したパスワードです。
    ※復号されたファイルは、元のファイルのタイムスタンプで保存されます。
    ※フォルダーを暗号化していた場合は、元のフォルダー構成のまま復号されます。

    パスワードを入力する

メッセージが表示されたときは
表示されたメッセージは、ファイルを暗号化した人からのメッセージです。
復号時にメッセージが表示される
メールアドレス欄が入力状態の場合は
メールアドレス欄が入力状態の場合は、メールアドレスを入力します。

※暗号化時に設定されたメールアドレスを入力しなければ復号することはできません。

メールアドレス欄に入力する


自己復号形式ファイルを利用する

自己復号形式ファイル(.exe)は、Mac上ではダブルクリックしても復号できません。アプリケーションフォルダー内の「SecurePrime FE」を起動し、復号したい自己復号形式ファイル(.exe)をドラッグ&ドロップします。
自己復号形式ファイル(.exe)

※「SecurePrime FE」のプログラムアイコンや作成したエイリアスに、自己復号形式ファイル(.exe)をドラッグ&ドロップしても復号できます。


再暗号化する

再暗号化機能では、暗号化ファイルを復号して編集すると、終了時に常に自動的に再暗号化されるようにすることができます。ファイルの暗号化し直しや、し忘れがなくて安心です。
仕組みとしては、暗号化ファイルを一時ファイルとして復号して、復号ファイルに関連付いたアプリケーションで開きます。
利用後には一時ファイルを自動的に削除し、ファイルを編集していた場合は、再びファイルを暗号化して保存することができます。

操作としては、暗号化ファイルを復号する画面で、画面下部の[再暗号化モードで開く]にチェックを入れて、ファイルを開きます。

再暗号化モードで開く

※複数ファイルを選択した復号や、フォルダーを暗号化したものの復号では、再暗号化機能は使えません。再暗号化機能が使えるのは、単一のファイルを暗号化したものを、一ファイルだけ復号した場合のみです。
※再暗号化モードでの利用が適さないファイル(exe/dllなど)は、再暗号化モードでは開けません。
再暗号化モードでファイルを開くときは
「SecurePrime FE」の暗号化ファイルを再暗号化モードで開くときに、画面収録の許可(macOSのプライバシー設定の操作)が必要です。
  1. 暗号化ファイルを復号する画面で、画面下部の[再暗号化モードで開く]にチェックを入れて、ファイルを開きます。
  2. 「画面収録の許可が必要です」のメッセージ画面が表示されたら、[OK]をクリックします。
    macOS 再暗号化モードで開く
  3. 「”SecurePrime FE”でこのコンピュータの画面を記録しようとしています」 というmacOSのメッセージ画面が表示されたら、画面下部の[システム環境設定を開く]をクリックします。
    macOS 画面収録メッセージ

    ※このmacOSのメッセージ画面が表示されなかった場合は、手動で、macOSシステム環境設定の画面を開いてください。「アップルメニュー」>「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」の「プライバシー」パネルで、以下 4.の画面を開けます。
  4. macOSの「プライバシー」環境設定画面が表示されたら、「SecurePrime FE」にチェックを入れて、画面収録を許可します。
    macOS 画面収録を許可
    以後、再暗号化モードで開くことができるようになります。
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