初期設定を変更する
暗号化や復号する時の初期設定を、変更することができます。
[操作]
- ツールバーの[オプション]メニューを選びます。
- 表示される「オプション画面」で各設定項目を変更します。
- [自己復号形式(exe)をデフォルトにする]
ファイルを暗号化するときの初期値のファイル形式を設定します。 チェックを入れると常に自己復号形式で暗号化され、チェックをはずすと常に「セキュアプライム FE」独自の形式で暗号化されます。 自己復号形式は、「セキュアプライム FE」をインストールしていない環境でも復号できる形式です。元ファイル名+.exeで出力されます。 「セキュアプライム FE」独自の形式は、「セキュアプライム FE」をインストールしている環境でしか開けない形式です。元ファイル名+.spdで出力されます。
- [暗号化元ファイルを削除する]
ファイルを暗号化する時に、暗号化元ファイルを削除するかどうかを設定します。 削除されたファイルは復元ツール等では復活できなくなります。削除されたファイルは、一旦ファイル内容をゼロで上書きして削除しています。 より確実に削除をされたい場合は、本オプションを無効にして専用の削除ツールなどをご利用ください。
- [暗号化するときのパスワード]
いつも同じパスワードで使うなどの場合に設定します。ここで設定されているパスワードが、暗号化時に常に設定された状態となります。 暗号化時に別のパスワードに変更することは可能です。
- [復号するときのパスワード]
同じパスワードでいつも暗号化しているような場合に設定します。ここで設定されているパスワードが復号時に常に設定された状態となります。 ただし、復号パスワードが常に設定された状態は、なりすましなどの脅威にさらされますのでご注意ください。
- [常に最前面に表示する(再起動後に反映)]
「セキュアプライム FE」アプリケーションを、常に最前面で使用するような場合に設定します。エクスプローラーからファイルをドロップするような場合に便利に使えます。
- [詳細モードをデフォルトにする]
暗号化の時に、常に詳細画面が表示された状態で起動します。利用できるユーザーを限定する使い方が多い場合や、メッセージをよく利用する場合に設定します。
- [再暗号化モードをデフォルトにする]
復号して編集した後に終了すると、常に自動的に再暗号化されるようにしたい場合に設定します。
※[再暗号化モードをデフォルトにする]の項目は、Ver.3.1での[復号ファイルを関連付いたアプリケーションで開く]の項目を置き換えたものです。Ver.3.1以前で[復号ファイルを関連付いたアプリケーションで開く]を有効にしていた場合は、Ver.4.0で再暗号化モードが有効になります。
- [復号先をエクスプローラで開く]
復号時にエクスプローラーで開きたい場合に設定します。
- [暗号化先を設定する]
暗号化出力先を設定します。元ファイルと同じ場所に出力したり、常に同じ場所に出力するような場合に設定します。 PCからファイルをUSBメモリーに入れて暗号化して持ち出すような場合に、USBメモリーのドライブを出力先にしておけば、自動的にUSBメモリーに暗号化されたファイルが出力されるので便利に使えます。
- [復号先を設定する]
復号先を設定します。元ファイルと同じ場所に出力したり、常に同じ場所に出力するような場合に設定します。
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