「パイレーツバスター AWP」(以下AWP)に関する重要なご連絡です。
Google社による、旧規格「Manifest V2」拡張機能サポート終了により、弊社「AWP」が影響を受ける件について、随時、最新情報をご連絡しています。
2025年6月、旧規格「Manifest V2」拡張機能が完全終了します(2025年4月4日情報)
2025年3月31日のGoogle社発表によると、Chrome の、すべてのチャネルの、すべてのユーザーに対して、旧規格「Manifest V2」拡張機能が、デフォルトで無効になりました。
そして、2025年6月より、Chrome 139 以降は、旧規格「Manifest V2」拡張機能のサポートを終了する、とのことです。 Manifest V2 のサポート タイムライン(Google社)
※ご参考(これまでの情報): 2024年5月に、Google社より、一般ユーザー向けのGoogle Chrome 安定版で、旧規格「Manifest V2」拡張機能が2025年6月に完全に無効化されると発表されました。Manifest V2の段階的廃止を開始(Google社)
「Manifest V2」拡張機能を利用した環境では、「AWP」を ご利用いただけなくなります
2025年6月以降、Google Chrome(以下Chrome) / Microsoft Edge(以下Edge)で、旧規格「Manifest V2」拡張機能を利用したクライアント環境では、お使いの「AWP」は動作を停止します。
現象としては、 AWPクライアント環境で、AWPViewerをインストール済みにも関わらず、AWPViewerのインストールを案内する画面が表示され、AWP保護ページを閲覧できなくなります。
最新版「AWP」では、拡張機能の新規格「Manifest V3」に対応しています。
以下でバージョンアップ対象環境をご確認のうえ、対象のユーザー様は、最新版へのバージョンアップを計画・実施してください。
ご利用環境を確認し、バージョンアップを実施してください
まず、以下の手順で「AWP」のバージョンを確認ください。(※Chrome / Edgeをご利用の場合)
確認の結果、旧規格「Manifest V2」拡張機能を利用している場合は、最新版「AWP」、新規格「Manifest V3 拡張機能」へのバージョンアップを計画・実施してください。
- AWPサーバーのバージョンをご確認ください
- AWPサーバー設定画面右下に表示される「Version.x.x.x」をご確認ください。
- 「Version.2.37.x」以前が表示される
(=AWPサーバーのバージョンは Ver.11.2.1 以前です)
→旧規格「Manifest V2」拡張機能を利用しています。AWPバージョンアップを実施ください。 - 「Version.2.38.x」以降が表示される
(=AWPサーバーのバージョンは Ver.12.x 以降です)
→以下、手順2の「AWPサーバーの設定確認」に進んでください。
- 「Version.2.37.x」以前が表示される
- AWPサーバー設定画面右下に表示される「Version.x.x.x」をご確認ください。
- AWPサーバーの設定をご確認ください
- AWPサーバー設定画面 >[システム設定]>[詳細設定]の以下項目をご確認ください。
・Chromeをご利用の場合:「Chrome.ForceExtensionMV2」
・Edgeをご利用の場合 :「Edge.ForceExtensionMV2」- 有効(チェックあり)の場合
→旧規格「Manifest V2」拡張機能を利用しています。本設定を無効(チェックなし)に変更のうえ、新規格「ManifestV3」拡張機能にバージョンアップしてください。 - 無効(チェックなし)の場合
→新規格「Manifest V3」拡張機能を利用しています。今の環境で、引き続きご利用ください。
- 有効(チェックあり)の場合
- AWPサーバー設定画面 >[システム設定]>[詳細設定]の以下項目をご確認ください。
※なお、AWPサーバーのバージョン確認は、保守契約ユーザー様 専用サポートサイト内の「【AWP】バージョン確認方法」でも確認いただけます。
「AWP」最新版 アップデートモジュールのダウンロード
保守契約ユーザー様は、専用サポートサイトから、AWP最新版アップデートモジュールをダウンロードいただけます。ダウンロード/セットアップ手順は、サイトにご用意していますのでご確認ください。
※サポートサイトのご利用には、ユーザー様専用のユーザー名とパスワードが必要です。
バージョンアップの注意点
- 「AWP Ver.11.2.1」 以前から最新版「AWP」へバージョンアップする場合、クライアント(AWPViewer / 新規格 Manifest V3拡張機能)は自動更新されません。手動での再インストール作業が必要です。
- 「Ver.11.2.1以前のAWPサーバー」と「Ver.12.x以降のAWPViewer」をご利用で、AWPサーバーとクライアントの両方を最新版へバージョンアップする場合、新規格「Manifest V3」拡張機能のインストール作業が必要です。 ※AWPViewerは自動更新されます。
- 新規格「Manifest V3」拡張機能は、Chrome / Edge バージョン100 以降でのみ、動作します。ご利用中のブラウザーバージョンをご確認ください。
※Edge IEモードでのみAWPをご利用の場合は、Manifest V2 終了の影響はありませんが、弊社サポートポリシー上、最新版 AWPのご利用をお勧めいたします。
お客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
履歴
- 2025/4/4: Google社発表のManifest V2がデフォルトで無効、6月よりサポート終了の情報を反映
- 2025/3/27: Google社発表のManifest V2 2025年6月終了情報を反映
- 2024/10/18: Google社発表のManifest V2 無効化開始の情報を反映
- 2024/6/12: Google社発表のManifest V2終了情報を反映(Manifest V2の段階的廃止を開始)
- 2024/4/4: Google社発表のManifest V2終了情報を反映(2024年6月に拡張機能を無効化)
- 2022/11/7: 本ページ公開