製造業 / PC150台 / コプリガード スタンダード版
■この導入事例の「ポイント」
悩み:海外子会社との共有時に発生する、技術書の持ち出しを防ぎたい。
導入理由:国内と海外とで権限を変えられ、ネットワーク経由で一括導入できた。
導入効果:重要資産を守りながら、海外との共同設計を効率化できた。
【悩み】海外で持ち出されるリスクを排除したい
当社では、海外子会社との共同設計作業を進めるにあたり、国内本社のファイルサーバーに保存している製品設計の技術書(PDF)を共有する必要がありました。
しかし、海外からアクセスして利用する際、データがそのまま現地で社外へ持ち出されてしまうリスクが大きな課題でした。
国内本社では「閲覧と印刷は許可するが、ファイル保存は禁止」、海外子会社からは「閲覧のみ許可し、印刷や保存など他は一切禁止」というように、国や利用者に応じてPDFの利用権限を厳密に切り分けられる強固なセキュリティ対策を求めていました。

【重視したこと】利用者によって利用権限を変更できることと、多言語対応
選定ポイントは、日本国内本社のPCと海外子会社のPCで、技術書(PDF)の利用権限(禁止事項)を変えられることが重要でした。国内では印刷する利用場面がありますが、海外子会社では閲覧だけに止めておきたいと考えていました。
ほかには、海外子会社のスタッフは日本語を理解できないため、ソフトウェアが多言語対応していることは必須条件でした。
【導入の理由】海外へも遠隔で導入でき、目的の利用制限を確実に実現
決定ポイントは、国内ファイルサーバー上の技術書(PDF)に国内/海外で利用制限を変えられる機能性です。海外子会社のPCには、ファイルコピー/保存禁止、画面に表示されたデータのコピー禁止、印刷禁止、画面キャプチャー/プリントスクリーン禁止と、情報漏洩につながる操作をすべて禁止の保護ポリシーを設定できました。
一方、国内本社PCには、ファイル持ち出しリスクを考え、ファイルコピー/保存を禁止にする保護ポリシーを設定しました。

また、機能性だけでなく管理面のしやすさも考慮すべきポイントです。国内本社と海外子会社の全パソコンはActive Directoryで管理されているので、ネットワークを通じて国内管理者側から海外PCへインストールできることが必要でした。
コプリガードは、保護ツールの自動インストーラーが用意されているため、コマンドプロンプトから実行するだけで完了できました。サイレントインストールにも対応していましたし、更新インストールやアンインストールにも対応しているため入退社や異動の際にも管理者側で権限変更が自由に行える利点があります。
【設定の工夫】海外利用での4つの壁もクリア
実際の導入検証と運用にあたっての、海外展開特有の課題は実務的な工夫で解決できました。
- 輸出管理
開発メーカーから「輸出許可証(パラメータシート)」を迅速に提供してもらい、法的な手続きを円滑に済ませることができました。 - サポート窓口
製品サポート対応は国内に限定されていたため、国内本社の情報システム管理者がサポートの窓口となり、海外子会社からの操作問い合わせを集約する運用体制を整えることで対応しました。 - Active Directoryを活かした配布
国内外のネットワークをActive Directoryで管理していたため、ADの配布機能を利用して海外PCへのインストールをリモートで実行。スムーズに導入でき、作業時間を大幅に短縮できました。 - 英語による警告表示
コプリガードは、コピーや印刷が制限された際の警告ポップアップメッセージを、英文で表示できたため、現地のスタッフが「なぜ操作が禁止されたのか」を正しく理解し、混乱なく運用が定着しました。
【導入の効果】重要資産を守りながら、海外との共同設計を効率化できた
実機検証から本番導入、日々の運用管理に至るまで、懸念していた海外特有のトラブルを発生させることなくスムーズに稼働をスタートできました。
企業の重要な資産である技術ノウハウを国内外で確実に保護しながら、海外子会社と安全に共同設計を行える仕組みが整ったことで、共同プロジェクトによる製品化を効率よくスピーディに進めることができました。
■この事例をご覧になって「自社でも試してみたい」と思われた方へ
「コプリガード」は、パソコンやファイルサーバーからのファイルコピー/印刷/画面キャプチャーなどを禁止する内部不正対策ソフトウェアです。現在の運用を変えずに、強固な対策を実現します。
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