企業向け情報漏洩対策ソリューション

18/02/05

仮想環境+シンクライアントでの画面キャプチャーを禁止したい

【業種】金融・保険業
【目的】テレワーク時の仮想サーバー+シンクライアント環境での画面キャプチャー禁止
【製品】コプリガード スタンダード版 500ライセンス

【課題】テレワーク時に顧客情報を画面キャプチャーされるリスクがある

働き方改革の一環で、会社がテレワークを導入することになりました。コストカットのため、既存PCをシンクライアント化し、リモートで会社の仮想化サーバーを利用します。シンクライアントPCでデータのコピーや保存などは禁止できますが、利用画面のキャプチャーができてしまう点が懸案でした。顧客情報を扱うため、厳密な情報流出対策が求められています。

仮想環境+シンクライアントでの画面キャプチャー対策

【選定ポイント】シンクライアント化ソフトとの競合しないこと

選定ポイントは、社外のシンクライアントPCから、社内の仮想サーバーへリモートアクセスするときの画面キャプチャー禁止の要件を満たせること。
また、クライアント内では、シンクライアント化ソフトウェアとの共存になるため、機能的に競合しないか、またその検証が可能かどうか、が重要でした。

【決定ポイント】要件どおりに画面キャプチャーを禁止できたこと

シンクライアント専用PCを購入して運用するより、既存PCを流用してシンクライアント化する方がコストカットできるが、この場合の問題となる、画面に表示された顧客情報のプリントスクリーンやキャプチャーができてしまう点を、コプリガードを組み合わせることで解決できたことが決定ポイントです。

検証時に懸案をクリアし、相互補完の構成でセキュリティレベルをアップ

コプリガードの画面キャプチャー防止の仕組みとして、キャプチャーソフトで画面キャプチャーすると保護対象のウインドウ部分が白くなり保護されます。リモートツールの一部も画面キャプチャーで画面を転送する仕組みのため、検証時にシンクライアントPCからリモートツールでサーバーへアクセスすると、シンクライアントPC画面が保護されてしまい使えませんでした。そこで、問題と認識されてしまうリモートサーバープロセスをキャプチャー除外対象として設定することで、現象解決できました。

画面キャプチャーの防止では、ゲスト側(シンクライアント)だけを想定していましたが、サーバーホスト側(仮想環境下のWindows OS)にもコプリガードを導入することで、特権IDを持つ内部からの画面キャプチャーも防止でき、よりセキュリティレベルを上げることができました。

サーバーホスト側の画面キャプチャー禁止も可能

他に考えられる情報漏洩シーンとして、意図的にシンクライアント側でコプリガードをインストールしなかったり、別PCからサーバーへアクセスされた場合に、情報流出するリスクがあります。この問題解決のために、別アプリケーションでコプリガードの起動を監視し、コプリガードが起動していない場合は仮想化サーバーの必要アプリケーションを利用できないよう制御する方法を採用しました。
それぞれを補完しあうソフトを総合的に使うことで、コスト的にも、当社に最適なセキュリティ対策を選択できました。

<導入製品>
「コプリガード」は、パソコンやファイルサーバーからのファイルコピー/印刷/画面キャプチャー操作などを禁止する情報漏洩対策ソフトウェアです。
製品詳細はこちら

※記載された製品名または社名は、各社の商標または登録商標です

ほかにも目的や規模に応じたセキュリティ対策ソフトを揃えています

ファイルサーバーで情報を共有 コプリガード

あらゆる漏洩ルートを遮断

最も汎用性の高い、情報漏洩対策ソフトです。ファイルサーバーからのコピーや印刷など持ち出しを一切禁止します。

Webシステムで情報を共有 パイレーツバスター

ブラウザーの機能を制御

業務系Webシステム向けの情報漏洩対策ソフトです。ブラウザーからのファイルダウンロードを一切禁止します。    

メール・クラウドで情報を共有 トランセーファー

暗号化でセキュアに共有

ファイル配布時の不正利用を防ぐ情報漏洩対策ソフトです。社内外の配布先で閲覧に限定し、編集や印刷を禁止します。

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