情報漏洩対策ソフトをご検討のみなさまへ

07/12/14

「我が社には漏洩して困るような情報はない。」

最近の個人情報漏洩事件を見ても、わが社は個人顧客を相手にしていないし、関係ない話。と思われている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、企業が持つ機密情報とは、個人顧客の情報だけではありません。

顧客情報とは

まず、個人情報保護の話から。個人情報保護法ができてから、個人情報の収集についてはうるさくなりましたが、顧客情報は、単なる個人情報ではありません。顧客の購入履歴から登録時のコメントの反応まで、企業と客との間の取引情報全てが含まれます

amazon.comを使ったことがありますか?使っていれば、その利用が効果的に行われているのがわかります。プライベート情報の蓄積を不当とする意見もありますが、顧客へのサービスに転換しているあたりは効果的です。中には間違えてクリックした関連の本が紹介され続けたりするときもありますが、興味を引く本が上手に紹介されて、買い逃しも少なくなり、便利に使っています。単なる個人情報/取引情報ではなく、統計処理した上で活用するとこのようなことが可能なのだという好例でしょう。

個人相手でなくても

個人客を相手にしていない場合でも、顧客はいるでしょう。相手が個人でないだけです。その顧客の情報は、公開されている情報だけですか?担当者の名前や、営業の経緯、上司との関係まで、有能な営業担当者なら、取引先について、更に多くの情報を持っているでしょう。
また、新規開拓する際の手法や、経路も、立派な情報です。これを全て、営業担当者個人の技法としてもっている企業もあるかもしれません。そんな企業では、担当者が辞めたらすべて持っていかれることになります。

他にも機密情報は多い

ここまでは、わかりやすい例として、顧客情報をあげましたが、企業の持つ情報は膨大です。下手に出すと、刑法に触れるような機密情報から、他の企業でも持っているが、あまり出回っていないため価値がある情報まで、さまざまなものがあります。まだ、そんな情報はないと思う方のために、例を挙げましょう。

  • 研究開発の経過と結果。研究テーマだけでもライバル企業の動向が測れるため、機密情報です。
  • 各種調査報告書。お金を出さないと買えません。
  • 会議メモ。アイデアや企画が含まれます。
  • 取引先から預かった技術情報や顧客情報。取引先との信頼関係が含まれます。
  • 取引業者の情報。
  • 取扱商品の新製品情報。内部情報。社内での評価。
  • 取り扱い商品の価格。仕切り価格は秘密のところが多いですね。
  • 従業員の個人情報や評価情報。
  • 経営情報。経営動向が他社に知られたら、先に手を打たれてしまいます。
    など。

いかがでしょうか?そういえば、これはうちにしかないというものがありませんか?頭の中にしかないか、口伝か、書類になっているか、書類になっているか、コンピュータに入っているかどうかなど、形の違いはありますが、会社として存続している以上、大切な情報というのは必ずあります。
失って初めて分かるのではなく、自社の強みとなっている情報を一度見直して、適切な保護と活用を行いましょう。

■まとめ

  • 守るべき顧客情報は、個人情報だけではなく、取引先との取引情報全てを含む。
  • 機密情報は顧客情報だけでなく多岐にわたる。失って分かる前に、自社の強みを見直そう。