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基本的な暗号化操作

暗号化ツール「TSLocker」では、ファイルに最大3つの権限(閲覧/閲覧印刷/復号)とパスワードを設定して暗号化できます。
たとえば、閲覧権限を設定して暗号化した場合は、閲覧のみができ、二次利用(編集/コピー/印刷/保存/キャプチャー)は一切できないファイルになります。

ここでは、基本的な暗号化操作を、[新規暗号化]を利用して説明します。

※前回暗号化時の設定を利用する暗号化操作については[前回設定で暗号化する]をご覧ください。
※暗号化セットを利用する暗号化操作については[暗号化セットで暗号化する]をご覧ください。
[操作]
  1. デスクトップ上の「TSLocker」ショートカットアイコンをダブルクリックします。

    「TSLocker」が起動し、メイン画面が表示されます。

  2. メイン画面の[新規暗号化]エリアに、暗号化したいファイル(またはフォルダー)をドラッグ&ドロップします。
    ※デスクトップ上の「TSLocker」ショートカットアイコンに、直接ファイル(またはフォルダー)をドラッグ&ドロップしても暗号化できます。
    ※エクスプローラーで、ファイル上の右クリックメニューから[TranSafer BASICで暗号化]を選択しても、暗号化できます。

    ドラッグ&ドロップで新規暗号化

  3. 暗号化画面の[権限]タブで、権限(利用モード)とパスワードを設定します。

    1つのファイルに、最大3つの権限(閲覧/閲覧印刷/復号)を設定して、暗号化できます。設定した権限に基づいた利用モード(閲覧モード/閲覧印刷モード/再暗号化モードまたは復号)で、ファイルを利用できます。

    設定したい権限ごとに、異なるパスワードを設定します。ここで設定したパスワードが、ファイルをひらくときの認証となり、設定したパスワードで利用モードを制御します。

    ※3つの権限とパスワードの設定方法や、制御される利用モードの詳しくは[設定する権限と利用モード]をご覧ください。
    ※パスワードは、日本語全角文字以外の半角英数記号が使用できます。
    ※パスワードは、0文字~128文字以内で指定します。

    暗号化画面(権限)

    設定した内容を繰り返し利用するには

    設定した内容を暗号化セットとして登録しておくと、繰り返し同じ設定で暗号化できます。
    画面上部の[暗号化セット]欄に名前を入力し、画面下部の[この設定を保存]ボタンをクリックすると、暗号化セットとして登録できます。
    登録した暗号化セットは、メイン画面の [登録した暗号化セット]エリア に表示されます。

    ※暗号化セットを利用して暗号化する操作は[暗号化セットで暗号化する]をご覧ください。

    この設定を保存

  4.  

  5. [暗号化]ボタンをクリックします。

    ファイルを暗号化

    暗号化処理状況が表示されます。終了すると暗号化が完了します。

    暗号化処理状況

    ※暗号化ファイル(.tsd)は、GZIP形式で圧縮されています。
    ※フォルダーを暗号化すると、サブフォルダーを含むフォルダー内のファイルを暗号化し、1つの暗号化ファイルとして生成します。
    ※暗号化したファイルを復号した時には、暗号化元のファイル名と拡張子、元のファイルのタイムスタンプのまま保存されます。
    フォルダーを暗号化していた場合は、元のフォルダー構成のまま復号されます。
    ※暗号化ファイル(.tsd)は、トランセーファー BASIC独自の方式で暗号化されたファイルです。ファイルの利用には、閲覧ツール「TSViewer」が必要です。

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