Adobe社(米国)から2025年3月4日に提供開始された、Adobe AcrobatおよびAdobe Acrobat Reader(25.001.20428 ※以降を含む)(以下Adobe Acrobat / Reader(バージョン25.xx))への対応状況についてご案内します。
※ご参考:Adobe社リリースノート
2025年5月12日をもって、対応を完了いたしました。
弊社対象製品の対応状況 ※2025年5月12日現在
Adobe Acrobat / Reader(バージョン25.xx)がインストールされた環境で、以下弊社製品の動作確認を行いました。
「パイレーツバスター AWP」
- <動作確認完了>最新Ver.13.0(2025年3月10日リリース)で問題なくご利用いただけます。
ほかにも、Ver.13.0では、機能強化、改善、不具合対応を行っています。バージョンアップをご検討ください。詳細は「【バージョンアップ】パイレーツバスター AWP Ver.13.0」をご確認ください。
※Edge/Chromeで、まだ【旧】拡張機能(ManifestV2)をご利用のお客様は、早急にバージョンアップをご検討ください。詳細は「【重要】旧規格「Manifest V2」完全終了間近、「パイレーツバスター AWP」バージョンアップをお急ぎください」をご確認ください。
「トランセーファー BASIC」
「トランセーファー BASIC 暗号化SDK」
- <対応完了>:「トランセーファー BASIC」「トランセーファー BASIC 暗号化SDK」
閲覧ツール「TSViewer Ver.4.5」で対応しました。(2025年5月12日リリース)
※暗号化ツールの変更はありません。
【バージョンアップ】トランセーファー BASIC Ver.4.5
【バージョンアップ】トランセーファー BASIC 暗号化SDK Ver.3.5
※(ご参考)「TSViewer Ver.4.4.1」での動作確認現象:
「TSViewer」での暗号化PDFファイル表示をAcrobat製品で行う設定でご利用の場合、Adobe新バージョン(バージョン25.xx)をインストールした環境では、閲覧 および 閲覧印刷モードでPDF文書を閲覧しようとした際に、「対応しているバージョンのAdobe ReaderまたはAdobe Acrobatが必要です。エラーコード:0x21002007 簡易表示が可能です。簡易表示しますか? ※正常に表示できない場合があります。」というエラーメッセージが表示されます。
本現象は、暗号化PDFファイルをMicrosoft Edge WebView2で表示する設定(デフォルト)でご使用の場合は、関係ありません。
(補足)上記エラーメッセージが表示された場合の対応方法:
上記エラーの回避には、「暗号化PDFファイルをMicrosoft Edge WebView2で表示」設定への切替をご検討ください。Adobeアップデートに影響されずに、暗号化PDFファイルを閲覧できる環境となります。
(設定の切替方法):「TSViewer」メニューの「オプション」-「Microsoft Edge WebView2で表示」を設定します。本設定は、トランセーファー BASIC Ver.4.1 および 暗号化SDK Ver.3.1以上を、Windows 11/10でご利用の環境で、設定可能です。上記バージョンより前のトランセーファーをご利用の場合は、アップデートをお願いいたします。
なお、「Microsoft Edge WebView2で表示」に切り替えができない場合は、上記エラーメッセージの下部に表示される「簡易表示」をご利用ください。(ただし、すべての暗号化PDFファイルの表示を保証するものではありません)
お客様にはご迷惑をおかけいたしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
更新履歴
- 2025/5/12:トランセーファーの対応を完了しました。
- 2025/3/14:パイレーツバスター AWPの動作確認を完了し、更新しました。
Adobe Acrobat / Readerの製品名称を修正しました。(25.001.20428 → バージョン25.xx) - 2025/3/5:本ページを公開しました。