「トランセーファー PRO」の「システム管理」「暗号化」「閲覧」操作はスムーズに行えます。社内の誰もが、必要に応じて、ファイルを暗号化したり閲覧したりできる製品です。
1.<管理者>運用ポリシーの策定、サーバーの構築や設定など事前準備
事前に利用ユーザー、暗号化対象ファイル、管理方法など運用ポリシーを策定しておきます。ポリシーサーバーを構築し、システム管理者の登録、ライセンス登録などを行います。運用ポリシーに沿って、システム設定、レスキューツール、ユーザー・グループ情報(※1)、自動暗号化フォルダー、暗号化セットなどを登録します。利用者にツール配布や運用方法の連絡を行い準備完了です。
(※1)「Active Directory連携オプション」をご利用の場合は、「Active Directory連携オプション」のライセンスを登録し、「TSPWebManager」でActive Directoryサーバーからユーザー・グループ情報をデータ取り込み(インポート)します。
2.<管理者>自動暗号化フォルダーの設定
ファイルサーバーに自動暗号化フォルダーを準備します。ファイルサーバーにツールをインストールし、暗号化したいフォルダーを監視フォルダーとして登録し、暗号化セットを設定したあと、フォルダーの監視を開始します。
※暗号化セットは、ファイルの利用範囲(ユーザーやグループ)、権限(コピーや印刷などの許可・禁止)、保存先フォルダーなどの設定情報です。
3.<暗号化者>自動暗号化フォルダーの利用
共有フォルダー内のファイル暗号化には、自動暗号化フォルダーを利用します。自動暗号化フォルダー(監視フォルダー)にファイルをドロップするだけで、自動暗号化されます。
3.<暗号化者>暗号化ツールで手動暗号化
暗号化ツールを使って、手動で暗号化することもできます。暗号化セットを選び、ファイルをドロップして暗号化します。できた暗号化ファイルを利用者に配布・共有します。
※暗号化セットは、ファイルの利用範囲(ユーザーやグループ)、権限(コピーや印刷などの許可・禁止)、保存先フォルダーなどの設定情報です。
※暗号化ツールアイコンへの直接ドロップや、右クリックメニューによる暗号化方法もあります。
4.<利用者>暗号化ファイルの利用
暗号化ファイルを利用するには、暗号化ファイルをダブルクリックします。ユーザー認証情報(ユーザーIDとパスワード)を入力するだけでファイルが開き、ファイルに設定された権限どおりに使えます。
製品の動作環境については、トランセーファー PROの動作環境でご案内しています。
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